夏、外から汗だくで帰ってきた瞬間、部屋に入ったとたんモワッとした熱気が襲ってくる——そんな経験、ありませんか?
仕事終わりや学校から帰宅したとき、せめて家くらいは涼しくあってほしいと思うものの、留守中ずっとエアコンをつけておくのも電気代が気になりますよね。
この“帰宅時の暑さ問題”は、現代の技術を使えば簡単に、しかも効率的に解決できます。そう、それがスマートホームデバイスです。
この記事では、夏の帰宅時に部屋が暑いという悩みを、スマートホームの技術でどう快適に解決できるかを、初心者にもわかりやすく解説していきます。
「スマートホーム」のベストセラー【SwitchBot公式サイト】
スマートホームってなに?簡単におさらい
まず、「スマートホーム」とは何か。ざっくり言えば、インターネットを使って家電や照明、エアコンなどを遠隔操作・自動化できる仕組みのことです。
- スマホからエアコンを操作
- 決まった時間に照明がつく
- センサーで人の動きを検知して家電が動く
- 音声で「OK Google、エアコンつけて」と話しかける
こういった便利な仕組みが“スマートホーム”の力です。夏の帰宅時に部屋を快適にするには、まさにこの技術がピッタリなんです。
今すぐできる対策
- リモコンで外出前に予約をいれておく
- エアコンは切らずにつけっぱなしで外出
- 空気の循環が悪く、温度が均一に高い
これらは今すぐできる対策ですが、毎日リモコンの操作が必要になったり、電気代の無駄遣いとなってしまいます。
どう解決する?スマートホームデバイスの活用術
対策①:スマートエアコン or スマートリモコンを導入
遠隔でエアコンを操作するには大きく分けて2つの方法があります。
エアコンメーカーのスマホアプリ
最近ではエアコンとスマホアプリを連動させて遠隔で操作することができます。
我が家はパナソニック製のエアコンなのでエオリアアプリを使って遠隔で操作することができます。




スマートリモコン
長く使っているものや賃貸住宅ですと各メーカーのアプリでは操作できない場合が多いです。
ですが、既存のエアコンを買い替えなくても、赤外線対応のスマートリモコンを使えば遠隔操作が可能になります。
おすすめデバイス:SwitchBot Hub、Nature Remo
自動化の例:
- 毎日17:30に自動で冷房ON(スケジュール機能)
- GPS連動で自宅から500m以内に近づいたらON
- 室内温度と連動して気温が27℃を超えたらON
我が家ではSwitchBotハブ2を利用しています。SwitchBot製品を選んだ理由はエアコンの操作でけでなく、ロボット掃除機や玄関の鍵など様々なスマートホーム製品を製作していて、アプリ1つで様々な製品を操作できるからです。
SwitchBotハブ2の製品開封から設定までを記事にしていますので是非見てみてください!

2025年5月にはSwitchBotハブ2をアップグレードしたSwitchBotハブ3も発売されてますので合わせてチェックしてみてください!

対策②:温湿度センサーで“快適ライン”を見える化
おすすめデバイス:SwitchBot ハブ2
部屋の“今の温度”がスマホで見えるようになり、設定した温度を超えたら自動でエアコンをつける連携も可能です。
- 「室温が28℃を超えたら冷房ON」などのルール作成が可能
対策③:スマートカーテンで日差しを自動ブロック
おすすめデバイス:SwitchBot カーテン
スマートカーテンは、時間帯や天気によって自動でカーテンを閉めてくれるので、日中の室温上昇を抑えられます。
自動化の例:
- 午前10時~午後3時まで自動でカーテンを閉める
- 日射センサーと連携して晴れの日だけ閉める
- 外出時に自動で閉まる設定

室内の温度変化の半分以上は窓から外の温度が入ってきているんだ!
カーテンを適切に使うことで部屋の温度上昇の有効な対策になる!


対策④:サーキュレーターや扇風機も連携
サーキュレーターをエアコンと合わせて使用することでより効率よく部屋を涼しくすることができます。
連携例:
- エアコンONに連動して扇風機もON
- 室温が28℃以上でエアコンと扇風機が同時稼働
- 外出先からまとめて電源ON



部屋の中で暖かい空気は天井へ、冷たい空気は床へ集まっていきます。
その分かれた空気をサーキュレーターでかき混ぜてあげると部屋が効率的に涼しくなる!


エアコンを遠隔操作するのに必要なもの
必要なもの | 目的 | 価格目安(2025年時点) |
---|---|---|
インターネット回線 | スマホとエアコンを接続 | 約3,000〜50,000円 |
Wi-Fiルーター | スマートリモコンをネットへ接続 | 約2,000〜5,000円 |
スマートリモコン | エアコンを操作 | 約4,000〜17,000円 |
インターネット回線やWi-Fiルーターはすでに家にあるって方も多いと思います。
新たに準備するものはスマートリモコンだけです。
これで夏に家に着いた時の暑さからは解放されます!


実際に導入した我が家の例
我が家では妻がパートを終え、保育園・幼稚園に通う子どもたちを迎えに行って家についた時に快適な温度にしておきたいので、このような設定をしています。
- 時間 15:00
- 日にち 平日(月、火、水、木、金)
- 稼働条件① ジオフェンス圏外(妻、私のスマホが自宅から離れている時)
- 稼働条件② 部屋の温度が25.5℃以上の時


この設定にしておくことで、雨で気温が低い日や平日休みで自宅にいるときに勝手に動くことがなくなるので、電気代を無駄にすることはありません。
稼働した時はスマホアプリで通知も届くので安心です。


ついでに夜の切り忘れ防止のために23:00にエアコンOFFの設定もしています。
注意点とよくある質問(FAQ)
- スマートホームって設定が難しそう…
-
ほとんどのデバイスは専用アプリを使ってスマホで簡単に設定できます。初心者でも1時間以内に初期設定完了できます。
- Wi-Fiが必要?
-
はい、多くのデバイスは2.4GHz帯のWi-Fi接続が必要です。5GHzには非対応のことが多いので注意が必要です。
まとめ:スマートに夏を乗り切ろう!
夏の帰宅時の“サウナ状態の部屋”は、もう昔の話です。
スマートホームデバイスを使えば、「ただいま」と玄関を開けた瞬間から、涼しく快適な空間があなたを待っています。
初期投資は数万円程度で済み、電気代の節約や生活の質の向上を考えると非常にコスパの高い選択肢です。
この夏は、“帰宅したら快適”を叶えるスマートホーム生活を、あなたも始めてみませんか?
コメント