この記事でわかること
- ハブ2とハブ3の主要スペックの違い
- 建売平屋で実際に使ってみて感じた「本当に必要な機能」
- あなたの住まいに合うのはどちらかの判断基準
「ハブ2とハブ3、どっちを買えばいいの?」
SwitchBotを始めようとすると、必ずぶつかる疑問です。価格差は約6,000円。機能はハブ3が明らかに上です。しかし「その差が自分の生活に本当に必要かどうか」は、なかなか判断できません。
私は現場監督として10年働き、建売平屋を購入して以来ハブ2を実際に使い続けてきました。ハブ3の機能も実際に検証しています。その経験をもとに、「どちらを買うべきか」を建売・平屋という条件ではっきりとお答えします。
まずスペックを並べて比較する
細かい話の前に、ハブ2とハブ3の主要スペックを表で確認しましょう。
| 項目 | ハブ2 | ハブ3 |
|---|---|---|
| 価格(目安) | 約9,000円 | 約15,000円 |
| ディスプレイ | セグメントLED(温湿度のみ) | 2.4インチIPS液晶(カラー) |
| 赤外線到達距離 | 最大15m | 最大30m |
| 温湿度センサー | あり | あり |
| 照度センサー | なし | あり |
| 人感センサー | なし | あり |
| ダイヤル操作 | なし | あり(エアコン温度等) |
| スマートボタン | 2個 | 4個 |
| Matter対応台数 | 最大8台 | 最大30台 |
| Bluetooth機器連携 | SwitchBot製品のみ | 他社Matter対応機器も可 |
| Wi-Fi | 2.4GHz | 2.4GHz / 5GHz |
現場監督からひとこと
スペック表を見ると「ハブ3が圧倒的に上」に見えます。しかし実際に建売平屋で使ってみると、「その機能が本当に必要かどうか」は別の話です。
5つの違いを実体験で解説
違い①:ディスプレイ——「見せ方」の差は大きい
ハブ2のディスプレイは温湿度の数字だけです。ハブ3はカラー液晶で、エアコンの設定温度・カーテンの開閉状態・天気予報まで表示できます。
実際に使ってどう感じるか:
- ハブ2:温湿度確認には十分です。シンプルで視認性が高いです
- ハブ3:家の状態がひと目でわかります。特に「エアコンが今何℃設定か」がわかるのは思ったより便利です
ただし注意点
ハブ3のディスプレイに表示される情報は、設定が必要です。置いただけで自動的に全情報が表示されるわけではありません。設定に慣れていない方には、最初の手間がかかります。
違い②:赤外線到達距離——平屋なら15mで十分
ハブ2は最大15m、ハブ3は最大30mです。2倍の差があります。
「平屋で30mなんて必要?」という疑問はもっともです。建売平屋であれば、LDKの中央にハブ2を置けば、ほぼすべての家電をカバーできます。
一方で、LDKと和室・寝室が離れた間取りの場合、15mでは届かないケースもあります。ご自宅の図面と照らし合わせて確認されることをおすすめします。
現場監督目線のアドバイス
建売平屋の一般的な延床面積は25〜35坪(約83〜116㎡)です。LDKから各部屋までの直線距離はほとんどの場合10m以内であり、ハブ2の15mで十分カバーできます。
違い③:内蔵センサー——ハブ3の人感・照度センサーの価値
ハブ3には人感センサーと照度センサーが内蔵されています。ハブ2にはありません。
これにより、ハブ3単体で以下の自動化が可能になります。
- 「人が近づいたらライトON」(照度センサー+人感センサーの組み合わせ)
- 「暗くなったらカーテンを閉める」(照度センサー)
- 「部屋に人がいないと判定したらエアコンOFF」(人感センサー)
ただし、別途SwitchBotの人感センサー(約3,000円)を購入すれば、ハブ2でも同等の自動化は可能です。
違い④:ダイヤル操作——家族全員が使えるかどうかの差
ハブ3には物理ダイヤルが搭載されています。スマホアプリを開かなくても、ダイヤルを回すだけでエアコン温度を変えられます。
これは想定以上に使いやすいです。特にスマホを使い慣れていない家族(高齢の親・小さな子ども)がいる家庭では、ハブ3のダイヤルは大きな価値があります。
スマートホームの弱点は「スマホが使えない人が操作できない」ことです。ハブ3の物理ダイヤルはその弱点を補います。
違い⑤:Matter対応台数——将来の拡張性
ハブ2は最大8台、ハブ3は最大30台のMatter対応デバイスを管理できます。
現時点でSwitchBotを使い始めたばかりであれば、8台で十分なケースがほとんどです。ただし、将来的にスマートホームを本格的に拡張したい場合、ハブ3の30台は安心感があります。
【結論】どちらを買うべきか
ハブ2がおすすめな人
- SwitchBotを初めて導入する初心者の方
- 建売平屋・コンパクトな住宅に住んでいる(延床面積35坪以下の目安)
- 家族全員がスマホ操作に慣れている
- まず試してみたい・コストを抑えたい
- 温湿度センサーとしてのシンプルな表示で十分
私(建売平屋オーナー)の場合
ハブ2から始めて正解でした。平屋1フロアは赤外線15mで全室カバーでき、温湿度の自動制御も十分に機能しています。まず動かしてみることが一番大切です。
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ハブ3がおすすめな人
- スマートホームに慣れており、より高度な自動化をしたい
- 高齢の家族・小さな子どもなど、スマホ操作が難しいメンバーがいる
- 2階建て・広めの住宅(延床面積40坪以上の目安)で赤外線距離が心配
- 将来的に他社のMatter対応デバイスも取り込みたい
- ディスプレイで家全体の状態を一元管理したい
「ハブ2から始めてハブ3に買い替え」でもOK
ハブ2とハブ3は同じアプリで管理できます。ハブ2で始めて、スマートホームの便利さに慣れたところでハブ3に移行することも可能です。設定の大部分は引き継げます。
「まずはハブ2でスタート」は、失敗しない選び方のひとつです。
現場監督が見る「設置場所」の重要性
どちらのハブを選ぶにしても、設置場所が最も重要です。
理想的な設置場所の条件
- 家の中央に近いコンセント:赤外線・Bluetoothの電波を全室に届けるために必須です
- Wi-Fiルーターから遠すぎない場所:2.4GHz帯での安定接続のためです
- エアコンや照明機器の赤外線受光部に向いている方向:壁際より部屋中央側が理想です
- 直射日光が当たらない場所:温湿度センサーの精度に影響するためです
ハウスメーカー目線の補足
建売住宅のLDKは「テレビ設置を想定した壁」にコンセントが集中しがちです。ハブの設置には「部屋の中央寄りのコンセント」を選ぶことを優先してください。
まとめ:ハブ2 vs ハブ3 選び方チェックリスト
以下の項目に当てはまる数が多い方が、あなたに合ったハブです。
ハブ2チェックリスト
- SwitchBotを初めて使う
- 建売平屋・コンパクトな間取りに住んでいる
- まずコストを抑えてスタートしたい
- シンプルな温湿度表示で十分
- 家族全員がスマホ操作に慣れている
ハブ3チェックリスト
- スマートホームをガッツリ使いたい
- 高齢の親・小さな子どもが一緒に住んでいる
- 広い住宅(2階建て・延床40坪超)に住んでいる
- 将来的に他社のスマートデバイスも管理したい
- ディスプレイで家の状態を一目で確認したい
最初の1台としては、ハブ2で始めてみることをおすすめします。スマートホームの楽しさと便利さは、まず動かしてから実感できるものです。
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